10/14初日のライブでは、
マナー違反(携帯電話の着信音、くしゃみ、咳などの騒音)が多くに集中できなくなったキースが演奏を中断し観客に注意を促すという事件がありました。
10/17の大阪公演においても携帯電話が鳴り再び演奏を中断。
そんなこともあり、今夜のコンサートが怖くて仕方がなかったのです、実は。
半年前にチケットを求めてから楽しみにしていたソロ・コンサートだったのに。
このライブを教えてくれたmoonisupさんは美しい画像付きで
ライブの記事を書かれています。
そして、コンサートは
キースが肩を落として(下を向いて)ステージに登場したのでどうなることかと心配しましたが、観客のマナーも良く、演奏が進むにつれ、緊迫した空気はいつの間にか観客と演奏者が一体となった熱い空気へと変化していました。
曲想は、
ケルンの、Ⅱ、Ⅲと似た感じのものがあり、
また美しい旋律の比較的短い曲が多く、ジャズ初心者も充分楽しめるものでした。
初日と比較すると日本人にとって親しみやすい曲が多かったとのこと。
ケルンコンサートを期待してはダメとも言われていましたが、
ケルンコンサート好きにはたまらないライブだったと言えましょう。
アンコールのI Loves You Porgyでとうとう琴線に触れました。
全てが即興演奏なのでこれがCD化しなければもう二度と聴くことのできない曲ばかりですが、もう一度聴いて見たいと思う曲ばかりで。
これから先、こんなコンサートには二度と出会えないだろうなぁ。
追記;10/21
清々しい朝です。
そう感じられるのは昨夜のコンサートのせい。
今まで生きてきた中でこんなに気持ちの洗われたコンサートはないと言っても過言ではありません。
観客はいい演奏を期待し、演奏家はそれに応える(いえ予想以上の演奏でした)、、
コンサートホールはそんな空気に満ち満ちていました。